VR映像事業

VR(バーチャル・リアリティー)映像とは

VR映像とは、広角な範囲の撮影映像の一部を視聴者が自由に見渡せる映像で、180度映像と360度映像に分かれます。
更に、映像を3Dの立体化することで平面の映像に比べ、より実物を見ているリアリティーが上がります。
この映像をVRゴーグルで視聴すると、視界が外界から隔離され、まるでその場にいるような臨場感で視聴する事が出来ます。

VR映像はその特徴を生かして、仮想空間での旅の動画や、不動産物件の内覧、技能取得のトレーニングなど様々な分野での利用が考えられます。

VR映像の利用例

高齢者向け仮想体験サービス
”なごみちゃん”

当社が提供するVR映像コンテンツ『なごみちゃん』は、介護施設等の身体が不自由で簡単に外出できないご利用者様に向けてVR映像を提供するサービスです。
観光地の実写動画をメインに、演劇やコンサートなどのコンテンツも増やしてまいります。
ちょっと外出するにも体が不自由だと億劫になる、介護スタッフに同伴してもらわなくてはならないことで、遠慮をしてしまう利用者様も多いと思います。
施設内で椅子に座ったまま、様々な場所へのお出かけを疑似体験できる『なごみちゃん』は、心のリフレッシュになり健康維持にもつながります。

観光地の集客コンテンツとして

観光地の集客として、紙のパンフレットやPCモニターで見せるプロモーション動画に比べ、VRで見る3D立体動画はアピール度が圧倒的に高くなります。
旅行代理店の店舗にいながら実際の観光地へ足を運んだようなリアリティー。その場の匂いや風までも感じるような錯覚をしていしまいます。
お客様の「行ってみたい願望」を刺激するコンテンツ制作をいたします。

技能の取得コンテンツとして

様々な技能は、指導者の技術を実際に何度も目にすることが重要です。
しかし、同じ技術を何度もデモンストレーションすることは指導側にとっても負担が大きくなります。
実践の手元を3DVR撮影することで、取得者は何度も好きなだけ目の前で行われるデモンストレーションを見て学習する事が出来ます。 <

不動産物件の内覧コンテンツとして

モデルハウスの内覧には、離れた現地へ足を運ばなくてはなりません。
その為、ショールームやインターネット上で360度見渡せるバーチャル映像は今や欠かせないコンテンツとなっております。
ですが、モニターで見る広角2Dの平面映像は実際の奥行や広さの判断がつきづらい欠点を持っています。
VRゴーグルで見る3DVR映像は、ショールームにいながら実際のモデルルームの中に立っているようなリアリティーでお客様に物件を紹介する事が可能です。

セミナー・各種講義の配信として

セミナーや講義は会場に多くの人を集めなくてはなりません。
VR映像の録画を配信することで、参加者は講演者の話を目の前で聞くことが出来、また聞き逃した部分も何度も繰り返し再生することで内容の理解度が大きく高まります。
動画にはテロップや効果音なども追加が可能です。

映像技術について

8K、4Kとは映像の解像度で、その映像が持つ情報量を表しています。
通常のHD映像は2Kです。4kは縦横でその2倍。8Kは縦横で4倍の情報量を持ちます。
画面全体で比較すると、、

4k : 縦2倍　×　横2倍　= 4倍
8K : 縦4倍　×　横4倍　= 16倍

の鮮明な映像になります。しかし、VR映像は、ゴーグルの中の小さなモニターに映し出される映像をレンズによって視界一杯に広げるために、どうしても映像品質は低下してしまいます。
テレビやPCモニターでの視聴では4K映像も十分な高画質ですので、8Kとの違いはほんのわずかです。しかし、画質の低下が免れないVRゴーグルでの視聴では4Kと8Kの映像品質は大きく変わってまいります。映像の品質をなるべく維持するために、当社のコンテンツは撮影から編集、映像の書き出しまで8K解像度を維持して行います。
また、現在主流のゴーグルの解像度は4Kとなっていますが、今後新たな商品で8Kゴーグルが主流になった時も、8Kの高画質で資料できるコンテンツとなっております。

ゴーグル内の映像イメージ

当社3D映像の撮影は、右目用レンズと左目用レンズで、左右に分かれた映像を記録します。
この撮影時レンズの左右の距離が、人間の左右の目の距離とほぼ一致しております。
ゴーグル内の右目用モニターと左目用モニターにそれぞれの映像を映し出すことで、左右の映像の視差で人間が見たままに感じる立体感を作り出します。
一般的に売られているVR用カメラで撮影した2D平面映像とは圧倒的な没入感の差を作り出すことが可能です。